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一般社団法人動物愛護団体キーテイル

​私たちの想い

動物愛護団体キーテイルは、2021年9月福岡県糟屋郡で設立した小さな愛護団体です。

“野良猫をゼロ”にすることを最終目標に、福岡県糟屋郡を拠点に活動しております。

保護活動や里親さん探し、TNR活動や野良猫のお世話、地域猫活動支援、啓発活動を行ってきました。

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猫は人がお世話しなければ生きていけません。

それなのに外には飼い主のいない猫が溢れ、虐待や遺棄、多頭飼育崩壊が起きています。

毎年数えきれない程の猫が交通事故、飢え、病気、殺処分などで亡くなっているのです...。

私たちは目標に向かって前進するため、同じように困っている活動者さんのためにも日々活動しています。野良猫がゼロとなり、すべての猫が幸せな家猫になるように。

​活動内容

TNR活動

保護活動

地域猫活動支援

啓発活動

TNR活動

TNRとは

​T(トラップ)捕獲

N(ニューター)不妊去勢手術

​R(リターン)元の場所に戻す

野良猫は安心できる家もなく、ご飯を求めてさまよっています。ご飯が食べられなければ飢え、生きるために喧嘩をしてケガもします。人からの虐待も後を絶ちません。2019年の調査では全国で約29万頭もの猫が路上で亡くなっています。

私たちは今も危険と隣り合わせの過酷な環境で生きている野良猫がすべて幸せな家猫になってほしいと思います。しかし現状はすべての野良猫を保護することはできません。愛護団体や活動者にも受け入れられる頭数には限りがありますし、そもそも野良猫の数が多すぎるのです。

猫は年に2~3回出産し、繁殖力が強いためすぐに増えてしまいます。

​保護活動だけでは野良猫の繁殖は防げないため、猫にとっては最善策ではないもののTNRは可哀想な野良猫をゼロにする近道だと考えています。

​TNRは人間の都合で、野良猫に怖い、痛い思いをさせて繁殖機能を奪う行為でもあります。TNR後は出来る限り快適に過ごせるようお世話や見守りをお願いします。

​地域猫活動支援

地域猫とは

​地域住民の理解のもと、不妊去勢手術をして、

地域でルールを決めて管理されている飼い主のいない猫

人が住む地域には、猫が好きな人、無関心な人、苦手な人が混在して住んでいます。野良猫の糞尿被害や爪研ぎ被害などに困っている人多いとは思いますが、無くすためには野良猫をゼロにするしか方法はありません。しかし行政は野良猫を引き取っていませんし、野良猫を殺傷したり、捕獲して別の場所に遺棄することは法律違反となります。
そのため、地方自治体が猫と地域の共生を目指して「地域猫活動」を進めています。地域猫活動は野良猫のためだけの活動ではありません。その地域に住んでいる住民と野良猫とがお互いに共生し合うために給餌方法やトイレなどのルールを決め行います。

野良猫が居なくなることは猫が好きな方と苦手な方との共通の願いです。不幸な野良猫を見たくない、糞尿被害が減ってほしい、両者の願いを叶えるための地域猫活動です。

​私たちは猫の本当の幸せはお家の中で暮らすことだと思っています。地域猫がゴールではなく、可能であれば地域住民で家族に迎えたり、里親を探したり、出来る限り家猫として暮らせるようにしてあげてほしい思います。

保護活動

幸せな家猫を増やす保護活動

過酷な環境で生きる野良猫達は常に危険と隣り合わせです。酷暑の夏も極寒の冬も、雨の日も雪の日も外で耐え抜くしかありません。そんな過酷な環境で生きる猫を幸せな家猫にしてあげるために保護活動や里親探しを行っています。しかしすべての猫を保護することはできませんので、TNR活動も並行して行っています。

保護猫はそれぞれ皆異なった境遇で生まれ育ち、みんな心や身体が傷ついた子達ばかりです。幼い頃の風邪で後遺症が残ったり、生きるために喧嘩をしてエイズキャリアになったり、虐待され心に傷を残す子もいます。
しかしそれは懸命に生きてきた証です。ぜひその子の過去ごと愛してください。私たちは苦労した分幸せになって欲しいと心から思っています。


保護猫を家族に迎え、命のバトンを繋いでください。

保護猫を家族に迎えることは愛護活動のひとつです。​

啓発活動

”動物愛護活動にスーパーヒーローはいません”

 ”1人の100歩より100人の1歩”

愛護活動は現状を知ることから始まります。
お外で自由気ままに日向ぼっこをしている野良猫は、可愛いと思うかもしれません。しかし野良猫を取り巻く悲惨な現状を知り『可愛いから可哀想』という気持ちに変わる時、始めてこの問題を重く受け止めることになるでしょう。

まずは現状を知ってもらいたい。

愛護活動は決して特別な活動ではありません。​

行動することはとても勇気がいることですが、自分が出来ることを出来る範囲ですることが大切です。

​ひとりで救える命には限りがあります。だからこそより多くの猫の命を救うためにより多くの人の力が必要です。そのために私たちは啓発活動にも力を入れていきたいと思っております。

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